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特化する事 

RCCおはようラジオより~
今日の数字クイズ:「販売台数877万台、うち海外メーカーが3割」-2013年のデータです。もともと圧倒的に国産が強かった分野ですが、99年に海外メーカーが参入して以来海外勢が伸びてきました。さて一体何?


正解は…「掃除機」でした。今年4~6月期に最もよく売れたのは韓国生まれの「レイコップ」。04年に発売されたアメリカのロボット掃除機「ルンバ」もいまだシェア1位。こうした流れは99年、イギリスのダイソンが参入して以来強まっているとのこと(朝日新聞)


「レイコップ」 本業は自動車部品メーカーだが、韓国でハンディー型掃除機を出し、あまり売れなかった。それが、マンションやアパートが多く、布団が干しにくい日本の住環境を知り、「布団用」と銘打って日本で売った。発売当初、テレビの通販番組で使い方を見せたことで、一気に広まったそうです。
ふとんクリーナー「レイコップ」は、最初からターゲットが「アレルギー患者」と明確だった製品だ。現在世界24カ国で300万台、日本国内で150万台以上の累計販売台数を誇るヒット商品になっている。
アイデアの主は内科医でもあるレイコップ・ジャパンのリ・ソンジン氏。着想を得たのは韓国の病院に勤務していたときだった。
「医師として大事なことは患者の病気予防です。当時、病院にはアレルギー患者が急増していました。アレルギーの原因として一番多いダニを除去できれば、アレルギー患者の生活の質は向上します。そこでふとんのケアができる製品がないかネットで調べてみると、当時はありませんでした。ならば私がその製品をつくろうと思ったのです」
家電ベンチャーが尖った製品を次々と世に送り出す一方、なぜ大手メーカーは革新的な製品を生み出せなくなってしまったのか。
その理由として、電機産業に詳しいアナリストの泉田良輔氏は「引き算ができない」ことを挙げる。
「大手では、要るものと要らないものが整理されていない。なぜできないかというと、引き算したアイデアを合議制であげると『こんなの売れるのか』と言われてしまい、『全部機能を盛り込んでおけば必ず誰かのアンテナに引っかかる』という話になるからだと思います」
かつてソニーが「ウォークマン」で録音機能をつけず再生のみに絞って革命を起こしたように、徹底してユーザー目線に立ったモノづくりをするには、「組織から変わらなければ無理」と泉田氏は断言する。

明確に使用目的を絞り込みその目的をはたす機能を充実させることで、このようにヒットするんですね~

特化するという事ですね~

これからの通所サービスでも、利用者さんの目線に立って、サービスを特化して、サービスの質を上げ、その効果を明確に打ち出していく事。

大事になっていくでしょうね~‼

野村病院デイサービスセンターぎおん 梶本