本日の中國新聞の記事
現在、広島市では小学校・中学校では「職場体験学習」が義務付けられている。
が以前高校を廻った結果、高校ではほとんど取り組みがないことは皆さんにお伝えした。
記事↓
小中高でもキャリア教育導入へ 文科省、就業体験も | ’11/1/8 |
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定職に就かないフリーターの増加などを受けて文部科学省は7日、働く意味や社会人として必要な知識を伝える「キャリア教育」を小中学校や高校に本格的に導入する方針を決めた。 教育委員会や企業の関係者らによる専門家会議を近く設置し、インターンシップ(就業体験)の導入など実践的な授業の在り方や課題を検討する。早ければ2012年度にもモデル校を選定したい考えだ。 近年、大学で盛んに行われるようになったキャリア教育は、小中高の一部でも取り組む動きが出ている。中教審で早期導入を求める議論が出たことも踏まえ、義務教育段階から職業観を育むことに国として本腰を入れることにした。 厚生労働省などの調査によると、07年3月に卒業して就職した人のうち、3年以内に離職した割合は大卒者の31%、高卒者の40%で、フリーターの数も09年現在で178万人に上る。 文科省は、児童生徒が職業をイメージしやすいように、企業や官公庁などでの就労体験を重視する方針。専門家会議では、地元経済界などと連携して授業を展開する際の指針を11年度中に策定し、社会人教員の起用方法や教育課程上のキャリア教育の位置付けも整理する。 文科省は今後、教委や学校に専属の担当者を配置するなどの体制整備を求める |
就労体験を通した産学連携をわれわれの業界も積極的にやっていく必要がある。
基本、私は高校生に着目している。
小中の時期に介護福祉業界に触れて仮に「憧れの念」を抱いても長い月日の中で夢や目標も変わってくるであろう。
高校や大学は就職も身近である。確かに「現実を見る」ということで今の業界には賃金や労働の問題等不利な部分は
あるがそれでも、親や回りの意見に流されやすい小中より、わりと自我の目覚めた高校生が体験をしたうえで
「どうしても福祉の仕事をやりたい!」と言えば
説得力もある気がする。 あくまでも持論ですが、、、。
うちは高校生の職場体験学習を積極的に取りれて行く予定だ!!!
行政等の問題もあるが、企業努力や現場の努力で「働きがいのある職場」へと最低整備しておく必要がある。
「福祉・介護」にやりがいを感じてもらえることは有り難いことであるが、我々は、「是非この職場で働きたい!!!」
「どうしてもこの会社で働きたい!!」と言ってもらえるように、全体の事を考えた上でのそれぞれの持ち場で
できる限りの努力をしなければならない。
私はそう想う。そして行動していく。