介護施設訪問

12月7日(土) 東広島記念病院(通所リハビリテーション)

今回の取材先は東広島市の西条町にあるデイケアです!!

 

医療法人 社団 ヤマナ会 東広島記念病院デイケア(通所リハビリテーション施設)

●住所 〒739-0002

広島県東広島市西条町吉行2214

●TEL 082-423-7786

●HP  http://www.hmh.or.jp/link.html

 

①   ぬり絵などの活動の様子


定員は40名で、普段から35、36名の方が利用されています。


取材の日は、体測定を行っていました。

終わった方から、脳トレーニングに移り、みなさん懸命に取り組んでおられました。

 

②職員の方へインタビュー

 

学生「ここデイケアの魅力は何ですか?」

 

職員「利用者の方からいろんなこと(話)が聴けることですかね。」

 

学生「利用者の方とかかわる時に、心掛けていることは何ですか?」

 

職員「やっぱり笑顔で接することですかね。表情のないまま話をされたり聞かれたりすると、不安になりますよね。

あと、その人の名前を呼ぶことは意識しています。名前を呼ぶことで、『私に話しかけているんだな。』と自覚していただけると思います。」

 

学生「はたらくうえで、持っていた方が良いスキルや資格はありますか?」

 

職員「とにかく現場を知っておくことが大切です。大学の講義の中での話と、実際の現場は、やっぱり違うので、知らなければ上手く動けないと思います。」

 

職員「その時のニュースやいろんな知識などが必要ですね。利用者の方と話すうえで、多くの引き出しを持っておくということは、求められると思います。」

 

学生「デイケアで働きたいと考えている学生へ、メッセージをお願いします!」

 

職員「確かに介護はツライですが、同時に楽しいと感じることもあります。

『利用者を幸せにしてあげたいんだ!』という考えでは、続けるのは難しいと思いますね。介護はみんなでする仕事なので。一人で頑張るのではなく、自分の周りにどれだけスケットを作れるかが大切になってくると思います。」

 

③利用者の方へインタビュー

学生「ここ(デイケア)に来てから、変わったことは何ですか?」

 

利用者(男性)「家におっても一人じゃけえね、ここに来たら元気になれるんよ。」

 

利用者(女性)「もうこれ以上良くならんって言われとったけど、ここで諦めんでリハビリしよったら、前より動くようになったんよ。頑張ったら良くなるんよ。」

 

学生「ここでの楽しみって何ですか?」

 

利用者(男性)「いろんな人と話ができることかね。みんながおるから、不安がなくなるんよ。」

 

学生「ここの職員さんに求めていることって何ですか?」

 

利用者(男性)「よくやってくれてるから、もうないよ。」

 

利用者(女性)「自分で出来ることは自分でやらせてくれる。普段の生活で困った事の相談にものってくれるけえ、感謝しています。」

 

④取材の感想

 

取材時が昼過ぎだったこともあり、皆さんのんびりと過ごしておられました。

ちょうどリハビリが行われており、職員の指導の下、皆さん懸命に、楽しそうにリハビリを行われていた印象を受けました。

脳トレーニングを行う時も、利用者が一人で黙々と行うのではなく、職員の方が話しかけたり、利用者から声をかけていたりと、職員と利用者の間に温かさを感じました。

また、職員の方は利用者の方と接するとき笑顔で接しておられ、笑顔で接することにより、利用者の方も笑顔になるので、常に笑顔を心掛けながら利用者の方と接していくことの大切さを改めて実感しました。

HPには、ここでは紹介出来なかったサービス内容が詳しく紹介されています。

リハビリを主として、利用者が過ごしやすくなるようなサービスが、多くみられました。

ぜひみなさんも、見て下さい。

 

東広島記念病院 デイケア  http://www.hmh.or.jp/link.html

取材者 中村果歩 久保洋幸