約半年ぶりのBlog
今年に入り、少し仕事も落ち着いてきた
去年は、かなりNWMのメンバーには、勝手をきいてもらった
NWMの活動にも、最近は時間と頭の領域をさけるようになってきた
ぼちぼち、再開させてもらいます。。。
さて、3.11東北地方太平洋沖地震から、明日で1週間をむかえる
当会社は各都道府県に、事業所を設けさせてもらっている
特に、東北地方 東日本には、老舗の事業所が沢山ある
皆さん、マスコミを通しての映像、情報をこの1週間みてきた方が多いのでは
しかし、私は社内のNETで現実を知る日々
3.11 地震発生後、数分で、緊急地震速報がながれ、対策本部が本社に立ち上がった
その後、東北地方の事業所のお客様・従業員・各そのご家族・各関係者の安否確認に入るも
携帯は× パソコンも× 唯一ノートパソコンでバッテリーと相談しながら連絡
その後の生の声、事業所管理者のギリギリで動いている姿が目に浮かぶようだった
お客様 そのご家族 従業員 またそのご家族 沢山の方をそれぞれ気遣い不眠不休で動いている
管理者も、きっと自分の家族、友人、親戚の方のことが心配でたまらなかったのでは
福祉業だから、いや、管理職だからの一言では片付けられないこの現実
もし、自分が同じ立場におかれたら・・・
かなり自問自答した
誰もが、管理者の辞令を受けるとき、”責任”について考えるだろう
自分も、それは、背負ってきたつもりだった
しかし、今回のような、震災事案時、果たして、どんな風に自分は責任を全うしていけるのだろうか
自然界を相手にして、人間は無力である
管理者、事業所責任者として、
①防災訓練計画の再検討 ②備蓄品の確保 ③災害時の連絡網
④避難所の確認 ⑤地域住民に避難所としての事業所提供
等など、何も出来ていないことに腹が立つ
少しずつだが、今学ぶべき教訓をしっかりと形にしていこうと思う
今回のように、通所サービス提供中の発生では、パニックになるのが目に見える
会社内でも、既に救援物資、ガソリンの確保、車輌の確保など動き、現地入りし救済は始まっている
が、もっと先、1ヶ月後・半年後・1年後・3年後のことまで考え
介護業に身をおく人間として関わって行きたいと思う
【参考資料】
東日本大震災による被災した要介護者等への対応について
標題の、被災した要介護者等への対応について、3 月11 日付厚生労働省老健局総務課・介護保険
計画課他関係各所連名による、以下の事務連絡がありました。その概要は次の通りです。
1. 地域包括支援センターを始め、介護サービス事業者等で状況や実態の把握に努め、避難対策
及び介護サービスの円滑な提供について、柔軟な対応をすること。
2. 居宅サービスは自宅以外の場所で生活している場合でも、必要なサービスが受けられるよう柔
軟な対応をすること。
3. 通所介護、特定施設入居者生活介護他介護施設については、災害等による定員超過利用が
認められているところであり、その際の介護報酬、人員、施設、設備及び運営基準などについ
ては、柔軟な取り扱いを可能とする。
4. 介護サービスに必要な利用者負担をすることが困難な者、及び第一号保険料の納付が困難
者について市町村の判断により、減免及び徴収を猶予することができる。
5. 被保険者証の提示について
消失等した場合、氏名・住所・生年月日を申し立てることにより、提示したときと同様のサービ
スを受けられる取り扱いとすること。
6. 要介護認定(要支援認定を含む)について
① 新規の要介護認定申請前の者
② 要介護認定及び要介護認定の更新等の申請を行う者
③ 既に要介護認定申請を行っている方で、認定審査会が開催できない等の事情の者
④ 要介護認定の有効期間の満了前に申請できない者
①~④について、サービス提供を行うことができる取り扱いとする。