この仕事について、早や12年
沢山の高齢者、そのご家族と出会ってきた
ここ数年、在宅生活の厳しい現実を目の当たりにすることが多くなった
先日、実母を介護され昨年看取ったご家族から電話を頂いた
「義母の介護の件で相談があるんです
今は入院中なんだけど、連れて帰りたい
でも、肺疾患により酸素マスクをつけている
入浴で困っているんだけど」
家族の想いが伝わる電話だった
在宅生活を決意するとき、介護者は不安を抱くことは間違いない
医療・介護・地域とすべての繋がりがあって
人は、生活を送ることができる
改めて、在宅生活を支えていく使命を感じる出来事だった