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セールスマンの指針!管理者の指針!

ある小説から抜粋

【工藤重男は、自分の体験をもとに、セールスの基本姿勢について語った。

 「私は、セールスの基本は、一人の人間として、お客様の信頼を勝ち取ることだと思っているんです。そのために、〝このお客様のために何ができるか。どんな力になれるのか〟を、いつも考えるようにしています。

 たとえば、車を売ったら、売りっ放しにするのではなく、その後も、必ず訪問し、車の調子をはじめ、何か不都合なことはないかなど、伺うようにしてきました。

 足しげく訪問するうちに、お客様は、次第に、さまざまな相談をしてくださるようになります。『家を改修したいけど、いい業者はいないか』とか、『糖尿病の名医を紹介してほしい』とか、いろいろです。

 私は、この時とばかりに、精いっぱい、お世話をさせていただきます。

 そうしたなかで、私を信頼し、車を買い替える時は、必ず声をかけてくださる方が、かなりおります。また、新しいお客様も紹介してくださいます。結局、お客様に助けられてきたというのが実感なんですよ」

 それから、工藤は、営業に当たっては、勇気と粘り強さが大事であることを訴えた。

 「まず必要なのは、どんなところでも、ぶつかっていこうという勇気ですね。それがないと、新規開拓はできず、やがて、行き詰まってしまいます。また、最初は、けんもほろろな応対をされることもあります。しかし、それでもあきらめずに、二度、三度と、顔を出し、話をしていくことです。粘りです。断られてからが戦いなんです。

 私は、仕事は、足で稼ぐものだと思っています。成績がなかなか伸びずにいた時、こう決意したんです。

 〝自分には、卓越した能力なんてない。それなら、努力しかないじゃないか。訪問軒数にしても、人が八十軒回ったら、私は百軒回ろう。人が百軒回ったら百五十軒回ろう。そして、ただ、ただ、誠実に応対していこう〟

 あえて言えば、これが私の指針なんです」】

デイの管理者は総合的な力が求められる。居宅に対してのプレゼン能力、広報・営業力もその一つであろう。

営業職ではないが、上記の指針は全ての仕事に通じる姿勢ではないかと思う。

以前読んだ 「幸せになるための10の法則」という本の中に 「圧倒的努力」という言葉があった。

自分を変えるのは難しいことであるが「圧倒的努力」の積み重ねで変わるのであろう。

わかっていてもなかなかできるものでもないが、、、、。

もう一度、自分に言い聞かせるようにコピペする↓

【〝自分には、卓越した能力なんてない。それなら、努力しかないじゃないか。訪問軒数にしても、人が八十軒回ったら、私は百軒回ろう。人が百軒回ったら百五十軒回ろう。そして、ただ、ただ、誠実に応対していこう〟】

よし、この精神でいこう!!!