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制度、学問、教育、資格、仕事・・・

今日、とある先生とお話をした。

『現場の現状に沿った教育をして、現場の欲しい人材を育て、

送り出すのが、我々教育現場の人間の役割ですよね!』

目から鱗な発言だった。

勿論、現場の職員の質は、教育機関だけの問題ではない。

本来は、現場(会社)の教育体制の問題であり、リクルート活動の質の問題である。

しかし、こうも時代が変わり、景気が悪い時代になると、

所謂、『即戦力予備軍的な』新人が欲しいいと思ってしまうのは、大人の性だ。

あくまで、予備軍だ。

幾ら資格を持っていても、臨床経験の無い資格は、当たり前だが全く約に立たない。

で、その資格保有未経験者の能力を伸ばしてやるのは、現場の人間の役目だ。

若い奴らは、経営者ではなく、現場の先輩を見て育つ。

OJTが教育の基本になっているから・・・

方や『福祉は気持ちだ!』で、方や『利益優先の為には人件費を抑えて!』だし・・・

そんなに難しいことか?

いいサービスをすれば、経営は成り立つ筈でしょ?

ま、その『いいサービス』が問題だけど・・・

大学や専門学校で学ぶ学問とは何だろう?

社会勉強?

学ぶべきものは何だろう?

就職の為にある教育とまでは言わないが、

仕事に役に立たないものであってはいけない。

得意に『資格』を習得する学問にあってわ。

では、仕事に役に立つものとは何か?

目先の知識や技術ではなく、将来に向けての考え方や選択肢の多さのようなもの・・・

社会保障から社会保険になってしまった

我々介護業界では、一層難しい問題になってきた。

介護保険になったんだよ。

措置制度ではなくなったの。

現在の介護サービスの約半数は、営利法人によって賄われているの。

分かる?

市場開放されたの。

このままでいいの?

制度、学問、教育、資格、仕事・・・

かか

行政・教育機関そして現場の人間は、本気で考え

行動しなければいけない。

『現場の現状に沿った教育をして、現場の欲しい人材を育て、

送り出すのが、我々教育現場の人間の役割ですよね!』

先生の言葉が、蘇る・・・