石を運んでいる人に聞きました。
『あなたは何をしているのですか?』
ある人は…
『石を運んでます』と。
又ある人は…
『ピラミッドを造ってます』と。
全然違うじゃろ?
前者と後者は。
自分が何の為にそれを行っているのかを理解してなければ、それは単なる作業でしかない。
構成員は、ただの集団に過ぎない。
しかし、目的を理解し、自分の役割を理解し、行動しているのならば
それは『アクション』であり、『組織』である。
アクションは、単にお金を産む『仕事』だけではない。
自己実現の為の行動全てを示す。
で、その過程で『アクション』になるか『作業』になるか、わかれる物は何だろうか?
それは『情報』だ。
『情報』は『選択肢』とも言い換えられる。
選択肢のない行動には、拡がりが産まれない。
選択肢の無い環境では、正確な判断は出来ない。
逆に、拡がりを求めない、正確さを求めない行為には情報は必要でない。
情報を必要としない人は、そういう事だ。
しかし、情報とは、発信しない人には入ってこない。
事実として。
発信しないのに、収集したいと考えている人には、ガラクタの雑音しか集まらない。
発信無くして、収集は絶対に出来ない。
発信したくても、発信する物がない人は、
先ずは、発信出来る物を創らなければならない。
発信する物が無いのに、発信しようとするから、的外れな事をしたり、続かないのだ。
発信する行為が目的では無いのだよ。
発信から産まれる物を、どう活用していくか?
発信は、手段だという事を間違えてはいけない。
目的を達成する為の…
我々、福祉業界もそう。
福祉だからこそ必要なんだよね。
福祉なんだから。
福祉。