何故、世の中で流行っていることに、乗れないのだろ?介護業界の人達は・・・
施設内の様子や地域活動の模様など、『やれている事』を当たり前に
ニュースリリースしている所はほぼ無い。
一般企業では考えられないくらい、『情報発信』に対しての認識は低い。
ということは『情報収集』に関しても、同様だろう。
する必要性すら感じてないのか?
HPやSNSの活用など、『福祉』だからこそ出来なければならない。
『福祉』では『時代にあった援助』を提供しなければならない。
決して、救貧的なものであったり、セーフティーネット的なものを求めているのではないと思う。
今の時代は。
『直接的な身体介護』以外の業務は『介護現場』には色々ある筈だが、
それを模索し実践している事業所は少ない。
又、自費サービスのビジネスモデル開発も。
その部分の開拓に目を向けることが出来れば、
介護現場の質や職域の拡大も出来る。介護=施設内の介護業務だけでは無いという事に気付ける。
何も介護福祉士だからといって、ずっと現場で介護をしなければならないという
決まりはない(笑)
例えば、行政が主導し、教育機関と介護事業者が力を合わせ専門職の育成を行う。
これは、単純な『現場実習』ではなく、現場の人間が教鞭に立ち、
現場の実情を伝えていく。その中で学生達は『自分が働きたい現場』を探し、
就職する。就職後は、OB・OGとして後輩の育成に携わる。
現場が欲しい人材を、教育機関の協力で育成する。
そこには、介護従事者=教育者という、新たな選択肢が生まれる?
『将来にわたり様々な仕事の選択肢を持てる』というのが
『福祉』の仕事に就く人間の最大のPRにならなければならない。
言い換えれば『業務の可能性』?
何故なら『人』に対する対人援助技術を高めたものが『介護』なのであって、
『気持ちを汲む作業を行動に移す』⇒『商品にする』のが『介護サービス』なのだから。
尚、ここで難しい問題は、これまでの『介護』とこれからの『介護サービス』、
社会福祉法人が提供する『福祉』と民間企業が提供する『福祉サービス』をどの様に理解し、
住み分ける?かということだろう。
役割や求められるものは、同じでは無い筈だ・・・