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専門職としてでなく、一市民として…

昨日は、 認知症サポーター養成講座 へ参加するため、

B女子大学へ足を運ぶ。

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B女子大学の先生には頻繁に、安佐北・安佐南支部の

NWMにご出席いただいており、今回もそんな御縁で、

本講座にお誘いいただいた。

 

毎年この学校では、丸一日を費やし、学生、社会人、地域が

一体となって、卒論発表やパネル展示などを行なう

学会総会として、開催されている。

 

そのプログラムの1つとして、企画されたのが、

認知症サポーター養成講座だった。

講師は、グループホーム職員としてもご活躍中の

田中 功一 先生

認知症アドバイザーとして、数多くの経験と実績をお持ちの方だ。

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学内会場に向かうと、すでに学生や医療法人、社会福祉法人

などの関係者で一杯!

 

軽く150人を超えるであろう会場へは、当法人の関係者も数多く

参加していた。

会場で、訪問看護のOナースとSナースに出会った他、

NWMの常連である、Oセンター長 にも遭遇!

「今日は5人フルメンバーで来ました!!」

いつものテンションで答えるOセンター長…

この方にはいつも頭が下がる。

ちなみに講座終了後の質疑応答では、先生へ

積極的に堂々と質問もされていた。

 

これが配布された資料の1つ…

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講座は、約1時間半。

認知症についての基礎知識や、映像で見る正しい対応の仕方を、

先生の御経験や実話を交えて聞く。

そんな話に学生たちも真剣に耳を傾けていた。

 

さて、ご承知の通り、認知症を地域で支える取り組み は

すでに始まっているが、まだまだ世間の正しい理解とサポート体制は

十分といえない状況だ。

 

現在、認知症サポーターは 県内で9万2500人 

これは全国的にやや高い水準なのだそうだが、

さらに 2015年までに、全国規模でサポーターを400万人

に増やす目標が掲げられているという。

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講座終了後にいただいた、オレンジリング…

これは、認知症サポーターであるという証。

まあ形はどうであれ、こうした普及活動は今後の認知症社会を

支える上で、絶対に必要だ。

我々も専門職としてでなく、一市民として、

いつまでも認知症を支える仲間であり続けよう。