日曜日は朝から好天に恵まれたので、
子供たちを連れ、広島市中心部へ出かける。
父親だけで、子供2人を連れて出かけるのも恒例となってきた。
バス、そして子供たちは初体験!の路面電車を乗り継ぎ、
八丁堀から、県立美術館まで歩く…
結構歩いてようやく着いた。
今週から来月にかけて、永遠に愛されるキャラクター、
ムーミン の展覧会をやっているのだ。
僕も今の子供たちの年代の頃、
TVにかじりつくように夢中で見ていたものだ。
主人公ムーミンの心の成長が様々なストーリーで
描かれた、今の大人が見ても、非常に良い作品である。
今回の展覧会の絵は、その殆どがペンタッチ。
ペン1つで線の細かな技巧が施されている、素晴らしいプロの表現力。
しかし残念ながら、まだ子供達にはその良さが分かる筈もなく、
少々退屈気味…
「まだ、こいつらには早かったかあ…?」
その後空腹を訴え始めた頃には、すでに鑑賞にふける余裕もなく、
わずか30分程度で、美術館を後にすることに…
近くで昼食の麺類をすすり、気温も上がってきたので、
帰宅前に美術館近くの 縮景園 を散歩する。
この時期は、きっと梅の花が見頃だろう。
木陰を歩くと、まだ少し寒さを感じるが、太陽に当たると
温かくて気持ちいい♪
本当 いい眺め… さっきまで、街中にいたことを忘れさせる。
そういえば、長女が妻のお腹にいた頃に訪れて以来となる。
今度はいつか梅の花を見に来ようと約束したんだっけ。
春といえば、桜、桜っていうけれど、
梅の花ってのもいいもんだ。
朝晩はまだ冷え込むが、逞しく、美しく咲いている梅の花を見て思った。
ああ 35歳の春…