昨日は、晴れて長女の入学式。
僕も休暇をとり、一緒に小学校へ…
現在の少子化を反映してか、1学年は2クラス、
長女を含むおよそ70名が、入学式を迎えた。
在校生に囲まれ、長女もやや緊張の面持ち。
明日から、ランドセルを背負い、本格的に登校開始だ。
校長先生からの話、
「ありがとう」 「ごめんなさい」 がちゃんと言えれば、
立派な1年生です。
親として、そんな話を聞きながら、自分が入学したての頃を
思い出していた。
マイペースで人よりノロマ、人の話が聞けない、
落ち着きがない、うるさい、食べ物の好き嫌いが多い、
そんでもって、女の子を悪戯するのが好き…
ロクなもんじゃなかった小学校時代の僕。
それでも、そんな子供を、
親は、学校は、先生は、友人は
みんなそれなりに受け入れ、育んでくれていた気がする。
とにかく毎日楽しかったなあ…
子供の問題。
不登校、イジメ、非行、虐待… 世間では色々ある。
だけど他人と少し違うだけで、特別視され、
何かと問題児扱いされたり、特別学級に入れたり。
僕たちが育った時代とは確かに違う。
だけど、子供を取り巻く環境はもはやそんな価値観なのか…
ゆとり、ゆとりと言いながら、ゆとりを実感できない社会に
身を投じる子供たち。
ゆとり教育を否定する人、学力低下を指摘する人、
子育てする親を、学校を、甘いと非難する人、
この国の教育について、様々な事を言う人がいるけれど、
決して急ぐことはない。
ゆっくりでいいから、自分らしく大人になっていって下さい。
僕は子供たちにそう願っている。