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さらば61歳の大打者よ…

つい先日、プロ野球ソフトバンクホークス背番号90番、

影浦安武(かげうらやすたけ)の引退ニュースが流れた。

影浦安武… 通称あぶさんは、現実の世界の人物ではない。

「ドカベン」 「野球狂の詩」などの作者、水島新司が長きにわたり

連載する漫画「あぶさん」の主人公その人である。

 

しかし、漫画の中での人物とは言いながらも、球界ではホークスが

背番号90番を準永久欠番にしているというほど野球選手、関係者

の間で、あぶさんは現実選手さながらの待遇ぶりだ。

過去に三冠王3回、首位打者4回、本塁打王5回などの

輝かしい実績に加え、影の代打屋稼業ひと筋の男として、

酒しぶきでバッターボックスに立つ姿は、本当にカッコよく、

野球漫画界、山田太郎、水原勇気と並ぶ国民的ヒーローと

いっても過言ではない。

 

 

そんな中高生から水島漫画に取りつかれてきた僕にとっても

「ついにこの日がきたか!」としみじみ思うほど、今回の

引退ニュースは衝撃的であった。

それにしても、61歳のプロ野球現役選手…

なんて夢がある話だろう!夢見ることを忘れず、読者の

ひとりである僕をここまで育ててくれた、水島先生、そして

61歳の大打者に感謝したい。

 

PS 皆さん、水島漫画は本当に素晴らしいですよ。

野球選手が活躍する華やかさが描かれている一方で、

陰で野球選手たちを支える人間ドラマやストーリーが

最高にいいんです!秋の夜長にぜひどうぞ!

読書の秋ってのも おつなもんやで!! 

おんどりゃー やーまだ!!