今回の取材先は東広島市の高屋町にあるデイサービスです。
・医療法人社団 愛心会 なんぶ内科通所介護事業所 デイサービス フロイデ(よろこび)
・〒739-2121
・東広島市高屋町小谷3288番地の1
・TEL 082-434-6789
・HP http://www3.ocn.ne.jp/~nambuiin/
利用者定員 1日28名で身体機能訓練を中心とするデイサービスを提供しています。
①職員の方へのインタビュー
学生「デイサービスの魅力は何ですか?」
A職員「毎日違うことがあり、刺激的であるのが魅力です。
あと、利用者の笑顔を見るのが生きがいです。」
B職員「職員と利用者の方がとにかく明るいです。」
学生「利用者と関わる時気を付けていることは何ですか?」
A職員「利用者の方が怪我をしないように配慮しています。」
B職員「利用者の方と信頼関係を築くことを大切にしています。」
学生「ここで働くために持っておいた方がいい資格とスキルは何ですか?」
A職員「介護福祉士を持っておいた方がいいと思います。資格も大事だが、人との関わりが重要です。現場が大事です。」
学生「ここで働きたいと思っている学生にメッセージをお願いします。」
A職員「家庭的で利用者との距離感をすごく大事にしています。利用者1人ひとりのニーズに応えています。ぜひ体験してみて下さい。」
B職員「自分からも元気を与えて、利用者の方からも元気がもらえるような相互作用を大切にできる人に働いてほしいです。」
②利用者の方へのインタビュー
学生「デイサービスに来られて何か変わったことはありますか?」
利用者A「ここに来てレクリエーションとかの楽しみが増えた」
利用者B「気持ちが明るくなった。 生きがいができた。」
学生「ここに来る楽しみは何ですか?」
利用者A「レクリエーションをすることが楽しみ、神楽が来るのでそれを3週間前から楽しみにしている」
利用者B「手芸、ぬり絵、切り絵などをすること。 ここに来たら友達がたくさんいる。」
学生「職員に求めていることは何ですか?」
利用者A「特にないです。 今の生活で十分です。」
利用者B「求めていることは何もないです。 今のままでとても満足している。 職員さんのレベルは高いしおもしろいし、優しい。気持ちをよく分かってくださっている。」
学生「自分の中の目標があれば教えて下さい。」
利用者A「よく分からないけど、楽しければいいかなと思います。」
利用者B「希望が持てる人間になりたいです。 習字で大きい文字を書いてみたいです。 二十歳になりたい(笑) 見た目が変わっても中身は二十歳のままである(笑)」
↑レクリエーションの様子
心身の働きを維持向上するために職員の方が考えたレクリエーションを行っていた。
その日行ったレクリエーションの内容は、サイコロを使用し出た目の数で事前に用意した質問に答えるゲームや仮装を行う、みんなが笑顔になるレクリエーションであった。
取材感想
上記のレクリエーションに飛び入りで参加させていただいて、すぐに溶け込めとても楽しめました。また、職員と利用者の関わり方を見ていて利用者の自己決定が考えられていると思いました。
↑足置き台 ↑足置き台作成過程(牛乳パック使用)
デイサービス フロイデは、上記のような椅子に杖を立てておけるような工夫や、利用者のことを考えた足置き台が用意されていた。職員から話を聞くと、これは、職員と利用者が協力し作成されていると知りました。
ぜひ、みなさんも見学に来て、楽しいひと時を味わってみてください。
取材者 徳永沙也香 松浦洋介