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平成29年9月 総合事業 栄養ケアについて

平成29年9月21日(木)
総合事業 栄養ケアについて

「介護予防・日常生活総合事業 ~通所サービスにおける栄養管理の必要性~」

参加者:61名 (48事業所)

全3回シリーズの総合事業 実践勉強会 第2回目

前回8月の勉強会では、総合事業 運動器 機能訓練について実践編の勉強会を行いました。

前回勉強会の様子はコチラ

今回は広島国際大学 医療栄養学部 医療栄養学科  准教授 木村 要子先生を講師に迎えた勉強会です。

通所サービスでリハビリには積極的に支援できているけど、栄養の必要性に関しては理解度が進んでいない状態で勉強会がスタートしました。

木村先生の講義が終わる頃には、アセスメントを丁寧に行い、フレイルを早期発見し、食事やリハビリで自立支援に向けた栄養管理を行っていく必要性がある、と意識にも変化があったように思えました。

通所サービスでの機能訓練と栄養管理による相互作用がどれだけ大切なのか。

今回の勉強会を通して、ご利用者様の望む生活の一助になる「気づき」になったのではないしょうか。

 

これからもご利用者様の本当の自立を支援できる団体でありたいと思い研鑽して参ります。
広島市域通所サービス連絡協議会では、今後も総合事業の理解、促進の為にも様々な研修プログラムを企画しております。

講師の木村要子先生、ご参加頂いた皆さん、世話人の皆さんありがとうございました。

 

(※1)
フレイルとは、海外の老年医学の分野で使用されている「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。「Frailty」を日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などになります。日本老年医学会は高齢者において起こりやすい「Frailty」に対し、正しく介入すれば戻るという意味があることを強調したかったため、多くの議論の末、「フレイル」と共通した日本語訳にすることを2014年5月に提唱しました。

 

【次回開催予定】

日 時:10/26(木)19:00~20:30
場 所:西区地域福祉センター 3F大会議室
テーマ:介護予防・日常生活総合事業
~口腔ケアについて~
講 師: 小松 大造 先生

(ア歯科広島東グループ小松診療所 歯科医師、広島市歯科医師会地域歯科保健部 理事)